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食事療法

食事はワンちゃんの健康はもとより、性格、気質、行動にも影響を与えます。
問題行動のあるワンちゃんには、「食事が適切な物であるか?」から考えていきます。

本来、肉食であった犬の祖先が、人間と暮らすようになり、雑食に変化してきましたが、決して、人間と同じ物を食べていて健康が維持できるわけではありません。犬が進化の過程で、本来食べていた食物に近いものを与えることが「病気に負けない健康」「肉体的・精神的・魂のバランスの取れた健康」にもを考える上で大切です。


当方では、生食をお勧めしていますが、それぞれのワンちゃんの体質によって、レシピをアレンジすることも出来ます。



市販のドッグフードから選ぶ。


現在は良質の市販のドッグフードが多種販売されています。忙しくて、手作りは無理!とおっしゃる飼い主さんでも、たくさんのドッグフードの中から自分のペットの体調にあったものを探すことができるようになってきました。

生食を選ぶ。


やはり、生食を食べさせたい、とおっしゃる飼い主さんのために、BARFを小売しています。どのように使うか、ドッグフードからどのように変えていくか、また、替えるのに以前失敗したという方、ご相談してください。

手作り食を作る。


どうしても合うドッグフードが見つからない場合、手作りフードの療養食のレシピ、作り方をお教えします。栄養学の見地からご説明し、ペットの体調を見ながら、食事を指導していきます。


【手作り食】

(それぞれのワンちゃんについて、効果は異なります。)
・老犬の活力が上昇する。

・スタミナが着く。

・体脂肪が減少し、筋肉質の体になる。

・歯石がなくなり、口臭がなくなる。

・皮膚の状態が良くなる。

・肛門腺の問題が改善される。

・関節炎が良くなる。

・尿結石がよくなる。

・老齢の雌犬の尿失禁の改善が見られる。

・糖尿病の改善・予防ができる。

・変質性疾患の予防と改善

・繁殖上の問題が少なくなる。

・ガンの発生率が低くなる。

・問題行動を改善できる。などが報告されています。

【生食の基本的なレシピ】

60% 骨付き肉

鳥の手羽先、背骨、頭、手羽先、豚のスペアリブなど
骨と肉の割合が1:1になるように調節する。

15% 野菜

緑黄色野菜が良い、穀物類ジャガイモは与えない。
サツマイモ・カボチャは少な目に

10% 内臓肉

レバーは内臓肉の1/2以上 肝臓、心臓など。

10% 添加物

麻の実 ヨーグルト 卵(殻ごと)海藻類 魚の油 肝油

5% 果物

リンゴ・バナナ・キーウィ・ブドウなど

ワンちゃんによっては特定の食品にアレルギーがあったり、骨で消化管を傷つけてしまう場合がありますので、はじめるときは専門家のアドバイスを求めた方が安全でしょう。特に老犬、体調の思わしくないワンちゃんの場合は、体調を崩す場合もありますので、注意が必要です。